Tシャツプリントにはシルクプリント、転写、カッティングシートなど様々な種類があります。中でも弊社が得意としているのは、チームユニフォームに多く使われる「布用カッティングシートによる圧着プリント」とTシャツ生地に直接プリントする「ガーメントプリント(ダイレクトインクジェットプリント)」です。
こちらのページでは、各プリント方法の特色についてご説明させていただきます。
お客様ご希望のプリント方法で承ることはもちろん、「よくわからない…」「どうやって選んだらいい?」といったお客様には、弊社からご希望の素材に合ったプリント方法をご提案させていただくことも可能です。お気軽にご相談ください。
生地専用のカッティングシートを圧着させていくプリント方法です。
指定の色のシートを使い、カッティングプロッターで文字、デザインの形を切り出して、これをTシャツなどに圧着させます。
版をつくらないため、1枚1枚に違う名前を入れたり番号を入れたりでき、デザインを切り出すため周りにふちなどがつきません。
サッカーのユニフォームの背番号などに使用しているのがこのプリント方法です。
1.版をつくらないため、1枚1枚別々の名前や番号を入れることが
できます。
2.普通色以外にも蛍光色、金銀、グリッターなど様々な色に対応できます。
1.ご希望の色をご用意できない
場合があります。
2.着色されたシートを切り出すため、単色となりますが、重ね張りができます。その場合若干ゴワつき感が生じます。
ガーメントプリントとはインクジェットでTシャツの生地に直インクを吹きかけてプリントする方法です。
インクジェットプリントは、版を必要とするシルクプリントとは違い、パソコンから送る画像データを生地の表面に直接インクを吹き付けて表現します。
加工後の表面は、白地のウェアにプリントした場合は自然な風合いに仕上がりますが、カラーウェアの場合は下地に白プリントを行いますので、仕上がりに若干ゴワツキがでます。色数の制限はなく、多色使いのデザインやグラデーションを得意としていますので、「写真やイラストをそのまま印刷したい」という場合におすすめです。
1.インクを吹きかけてプリントをするためデザイン部分がゴワ
つかず、着心地が柔らかです。
2.写真やデザインをそのまま使用できるので、フルカラーやグラデーションにも対応可能です。
3.1枚から作成可能で、他のプリント方法に比べ少枚数でも費用を
抑えて作成できます。
4.ポリエステル生地にもプリントできます。
1.Tシャツの生地色の影響を受けるため、入稿データと実際のプリントでは色合に若干の差が発生します。
2.データをそのままプリントに使用するため、画質が低いと荒れてしまいます。
シルクスクリーン印刷とは、木枠にシルク(絹)を張り、印刷箇所以外のシルク部分を乳剤で覆い隠します。準備が整ったら、印刷物にゴムベラでインクをこすり落として印刷する方法です(今は化学繊維を使用しています)。
プリントの色ごとに版が必要となるので、カラー写真のようなものでなく、1色ごとの特色印刷を得意とします。プリントする量が増えれば増えるほど割安になるので、プリントTシャツでは一般的にシルクスクリーンプリントが使われています。作成した版を保存いたしますので、同じデザインを再注文する場合は版代がかからず、価格を抑えることができます(通常は1年間の保存が多いですが弊社はできるだけ長期間保存いたします)。
1.耐久性、仕上がり具合は抜群。
プロ仕様の本格的なプリントに仕上がります。
2.大量につくる程、1枚あたりの金額がお安くなっていきます。
3.金や銀、蛍光などの様々なインクを使用可能です。
1.1柄、1色ごとに版を制作する必要があり、プリントする箇所や色が多いと版を何枚も作成することになるため、料金も1枚あたりの単価が割高となります。
2.1枚など、少ない枚数を作成する際にも版を作成するため、1枚当たりの単価が割高となります。
専用のシートに溶剤インクジェットでプリント後プロッターで切り抜き熱転写する方法です。
フルカラーで印刷できるため、何十色と使っても値段は変わりませんし、色の発色が良く、グラデーションなど細やかな柄の再現に優れています。
フルカラー写真のTシャツや、様々な色を使用したTシャツにおすすめです。
1.フルカラーでも値段が変わらないため、
デザインの幅が大きく広がります。
2.トリミング(ふち取り)されるため、
デザインをイメージ通り作成することができます。
1.シートを圧着させるため、質感が平面的で通気性に欠ける部分があります。